勉強の質を高めるためには
学校の成績を上げるには、テストで点数を取るためにはもちろん勉強が必要ですよね。前回の記事では、勉強において大切なことを3つのポイントとして紹介しました。それが、勉強の質・量・効率です。この3つを高めていくと、成績はあがるしかないよねー!というものでした。
そこで今回は、その中の1つ目、勉強の質について詳しく書いていきます。これを読むと
・勉強の質とは何か
・勉強の質を高めるとは何か
・そのためには、何が必要なのか
がわかります!それでは、早速本題に入りましょう。
最も大切?勉強の質って何なの
勉強の質が大切といいますが、勉強の質ってそもそも何?ってなりますよね。質が高いとか、低いとか、、。何が違うんだろうって。ここは感覚の部分もあるので、やはり難しいところですが、私の考える勉強の質とは、
一度の勉強で、どれだけ理解し、記憶することができるのか
のことです。つまり、質のいい勉強とは、少ない勉強で成績を上げることができるものだとも言えます。では、なぜ質は高いほうがいいのでしょうか?例を見ながら説明します!
例えば、数学の勉強で今までの方法では、理解するまでに5回は問題を解いていたけど、質が高くなると、3回で理解できるようになったり、英単語を10回書いていたのを、3回書くだけで覚えることができるようになったりするということです。
結果として、質が高まれば、時間を短縮できる。時間を短縮できれば、より多くの学習ができる。つまり、質が高い勉強は、更なる勉強をする時間を生み出してくれるということですね!
「お~なるほど」と思ってくれれば質についてはわかってもらえたと思いますが、ここで
「どうやって質をあげればいいの?」
ってなりますよね。ですので、次は、勉強の質はどのように上げればいいのか解説します!
勉強の質を上げれば、あなたは勉強法は最強の武器になる
勉強の質が、勉強を重ねていく、続けていくうえでどれほど重要なことかは、理解してもらえたかなと思います。じゃ、実際どうやって、質を高めるんだということでしたよね。
その方法は2つです。
- 自分で工夫して、試行錯誤しながら質を高めていく
- 誰かに教えてもらったこと、調べたことを実践する
この2つです。すべてを自分の中で処理して、改善して、質を高めていくか、先生に教えてもらったり、塾で聞いたり、ネットで調べたりしてそれを実践するかのどちらかしかありません。
そして、多くは2を選んで、質をどんどん高めていくんですね!
1ができる人は、すでに自分の中の勉強法が確立していて、それが自分にピッタリな方法であり、点数も取ることができている状態の人がさらに改善しいていく場合にしか当てはまらないと思います。
つまり、1はめちゃめちゃ難しい。だから、多くの人は2をするべきです。
ということで、これを実践すればあなたの勉強の質があがるよ~っていうものを少し紹介しますね!
どの教科にも通じる部分はありますが、今回は数学で説明していきます。
数学の最終目標は、テスト問題を見た時に解き方がわかる!となることだと思います。解き方がわかれば、もうその問題は解けたも同然ですよね!
ですので、数学の勉強の質を上げて、問題を見て解き方がわかるようになるためにはどうすればいいのかを紹介していきます。
自分の立ち位置、現在地を知る
最初は、自分がどれだけできるのかということを知り、現在地を知ることから始めましょう。これをすることで、問題点がはっきりし、質以前の課題が見えてきます。
○○が苦手だな、○○は得意だといった感じです。
これを知るためには、今までのテストを見返すことがベストですので、一度過去の結果を見てください。
うまくいった方法を洗い出す
次に、得意だと感じる単元や、問題がなぜ得意だと思うのか考えてみてください。つまり、それをうまく勉強できた理由・方法を考えるのです。
例えば、数学の方程式は得意だな!とすると、方程式の分野の時は、計算いっぱい練習したな。わからない問題も答えを見て理解しようとしたな。などと、こんな風に勉強したなというポイントがあるはずです。それを見つけましょう。
苦手な分野、教科全体に応用する
うまくいった方法がわかれば、それを教科全体に応用する方法を考えます。
「計算いっぱいしたな」からは、「同じような問題を繰り返せばいいんだな」とか、「問題の型を見つけることができればいいんだな」とかが考えられます。問題の型っていうのは、計算問題で言うところの、計算方法です。計算方法を知っていれば、解けるのだから、型を見つければ解ける!そんなイメージです。
「答えを見て、理解しようとしたな」ということからは、「答えを写すだけでなく、そこで理解すればいいんだな」とか、「答えに一番正しいことが書いてあるんだな」ということがわかってきます。
そして、これを組み合わせると、
「問題の型を見つけることで、解法をイメージして解きやすくなる。その問題の型は、答えを見れば一番詳しく書いているんだ。だから、わからない問題は答えを見て、共通の部分が無いか探そう!」
となるわけです。言葉ではわかりにくいと思うので、もう少し具体的にすると、
二次関数の分野が苦手で全然わからない。という人に、上の質の高い勉強法を当てはめると、どうなるか。
グラフの問題と、文章問題がつながって見えるようになる。
つまり、グラフはグラフの問題、、文章題は文章題という別々のものでなく、どちらも二次関数の問題で、解き方も同じだよーっていうことに気付くことができるんです。
文章題もグラフに置き換えて考えることで簡単に解くことができますし、グラフを書くにあたって大切になるのは、
グラフがどのような放物線を描くのか、どこでX軸と交わるのか、ほかのグラフとの関係は?というような単純で、いつも出てくるものばかりです。
つまり、二次関数に関しては、このいつも出てくるなと感じるものだけを重点的に勉強すれば、点数は伸びてくるんです。これが質が高い勉強の方法ですね!焦点を絞って、少ない回数で点数につなげることができるようになる。そんな勉強の方法です。
ここまでで説明した流れに沿えば、あなたも質の高い勉強をすることができます。しかし、ここで「勉強の仕方じゃないのか」と思う方もいると思いますが、勉強の仕方は教えても、一人一人のレベルが違うので、合う合わないがあります。
だから、このように、自分で自分に合った最適な質の高い勉強法を見つける方法を紹介しているんです。ですので、ぜひ実践してみてください!
質の高い勉強をするためには
質の高い勉強とは何か、実際質を高めていくにはどうすればいいのかについては、詳しく説明してきました。
では、質の高い勉強をするためには何が必要なのか気になりますよね!それは、もうすでに書いたことからもわかるかもしれませんが、3つのポイントだけです!
- うまくいく方法とうまくいかない方法をしっかりと分けて考える
- うまくいった方法を、すべてに使えるように考え直す
- 有益な情報をたくさん集める
これだけです!1,2は先ほどと同じ内容なので、質の高め方を見てもらえればいいかなと思います。
3の有益な情報は、ネットでも、学校や塾の先生でもいいですが、うまくいく方法を知っておくことが大切ですね。知っていれば、それと組み合わせて、自分の勉強法を見つけることができることもあるので、お得です。
私のこのサイトでも、有益な情報は発信いていきますし、LINE,Twitterでも情報発信していますので、ぜひ登録してみてください!
一言アドバイス
質の高い勉強法を手に入れれば、あなたの成績は上がるしかない!
でも、その勉強法は、あなただけのものであるから自分で見つけることが必要。
分析と実践を繰り返して、質の高い勉強方法を作り出そう!