最強の集中力を手に入れる方法
勉強する上で重要な「集中力」ですが、なかなか集中できなくて勉強がはかどらない。すぐに集中が切れる。など悩みがつきないのも事実ですよね。そこで、そんな集中力を簡単に手に入れるためのテクニックを紹介していきます。
集中力を高めるためには継続したトレーニングが必要ですが、一時的に高めるためであればテクニックを使うことで比較的簡単に高めることができます。
1.環境を変える
環境を変えることは集中力を簡単にあげることのできる方法の一つです。
ですが、いくつかポイントがあるのでそこは抑えておきましょう!
- 気の散るものが多いところには行かない
- 賑やかな方が集中できるのか、静かな方がいいのか知っておく
- 家から遠すぎる場所はNG
これを踏まえた上で、環境を変えることで効果を期待できます。
①番から、家の中でもテレビやゲームなどが置いてある部屋に移動することはおすすめできません。ついつい、テレビを見たり、ゲームをしたりするからですね。
ですが、保護者がいる場合のリビングは比較的集中できるという人が多いので試してみる価値はあります。
②では二つのパターンがありますね。
少し賑やかな場所の方が集中できるという人は、カフェやファミレスなど人がいて少しざわざわしているところが集中できます。
静かな場所がいいという人は、学校の図書館や自習室、塾の自習スペースなどを中心に場所を変えることで集中することができます。
③は注意点としてあげました。家から遠すぎる場合、行くだけでかなりの時間を無駄にします。帰りの時間も含めて1時間を超える場合は、家の近くで勉強できる場所がないか探して見ましょう。
また、家の中でもいつもと違う場所で勉強するだけで集中しやすくなるので、部屋を変えてみる、向きを変えてみるなど試して見てください!
2.必要ないものを視界から無くす
これは、①に近いですが、集中しようとした時に、集中を邪魔してくるものは目に見えるものがほとんどです。
家であれば、テレビや漫画、部屋の汚れが気になって掃除し出したり、不意に探し物を思いついて部屋の中を探したり。勉強とは関係のないことに気を取られてしまいます。
それを防ぐために、視界に集中したいもの以外が入らないようにしましょう。
机を壁につけて、机には勉強道具以外無い状態にする。これだけでグット集中できるはずです。
3.時間を意識する
時間を意識することで集中力を高めることができます。
例えば、今日中にこの宿題を終わらせればいいという場合、多くの人は夜のギリギリにやってしまい、焦りを感じます。焦れば、やらなければならないという気持ちから集中して取り組むことができますよね。
これを利用して、「この時間までに」や「後30分以内に」と勝手に制限時間を作ります。これによって、やらなければならないと思うことで集中しやすくなります。
4.やった時間を確認しながら勉強する
時間を使うことは同じですが、未来の時間ではなく、いま現在の時間を意識します。
これをするためには、ストップウォッチを使用します。(スマホは絶対にNG)
方法は簡単。勉強開始と同時にストップウォッチをスタートさせ、時間が見えるように置いておきます。勉強した時間がわかるようにしていきます。
そして、意識はできるだけストップウォッチを見ないようにしましょう。
最初は5分以内に見てしまうでしょう。ですが、繰り返して行うことでストップウォッチをみる間隔が10分、20分、1時間と長くなっていきます。
継続的に集中力を高める方法としてもオススメのものです!
短期的にも、まだ5分とか、まだ〇〇分と思うことで、もっとやらなきゃという気持ちが生まれ集中することができます。
そして、この方法の最大のポイントは、集中が切れたら、時間を止めることです。これをすることで、継続的な集中力を高めるトレーニングにも、短期的な集中力アップにも効果を発揮します。
5.教材の内容を意識する
時間以外にも、教材の内容を意識することで集中することも可能です。
今、どこまでやるのかを決めてから取り組むということです。
例えば、見開きの問題をすべて解くとすれば、その問題を解ききるまでやりましょう。区切りよく終えたい人や、範囲があるとやりやすいという人にはおすすめです。
あなたがどれだけの量を集中して取り組むことができるのかは知っておく必要あり!
注意点にあるように、無理な範囲を設定することは避けましょう。最初は15分〜30分程度でできる範囲にして試して見ましょう。見開きでなく3問まずやり切るという決め方でも良いですね!
6.とにかくやり始める
やる気って不思議なもので、嫌々であってもやり始めると出てきたりしますよね。そんな経験はあると思います。逆に少しにしようと思っても、ずっとやり続けてしまうこと。
ゲームなどは特にそうです。「ちょっとだけ」と思っていても、気がついたらかなりの時間やっていた。ということありますよね。
勉強もこれに当てはまります。少しだけでもやり始めると、意外と集中して取り組めたりできるんです。ですので、まずは初めて見ましょう!10分だけでいいです。
とにかくやり始めましょう。そのあとは、自然と20分、30分、1時間と集中することができます。これは、脳科学でも明らかになっているので、最初の一歩だけ頑張って踏み出して見てください。
7.ルーティン化する
最近ではおなじみのルーティンという言葉ですが、意味は「決められた一連の動きや動作のこと」です。つまり、勉強の習慣をルーティン化することができれば、自然と集中して学習することができます。
一般的にはスポーツで有名になった言葉ですが、どのルーティンも自分が持っている最大の力を引き出すために使われるものです。これをすることで最大にまで集中力が高まるんですね。
例えば、イチロー選手の打席に入る前の構え。五郎丸選手のキックの前の構えなんかがそうですね.これを、勉強に置き換えると、
・勉強を始める前に机の上のものを無くす
・勉強を始める前にスマホの電源を落とす
・勉強の時間を決める(25分勉強、5分休憩など)
・最初にする教科を決めておく
などなど、ルーティンはあなたが最も取り組みやすい形で決めていけばいいものですので、これをしなさいというものではありません。しかし、一連の流れがあるものなので、「これから勉強するぞ!」と勉強につながるものを取り入れてくださいね!
・勉強の前にスマホでゲーム
なんかは、最悪ですね。本末転倒にはならないようにしましょう。
一言アドバイス
集中力は誰もがずっとは持続することができないものです。ですが、少しずつでも集中する時間を伸ばしていくことは可能です。今回は、すぐに集中できる方法としていくつか紹介しましたが、理想は集中力自体をあげることですよね!
これは、意識したり、毎日継続することで上達するので、ぜひ意識して勉強に取り組んでください!