目標までの長期計画を立てて、やるべきことを明確にしよう
この記事では、長期計画の立て方を紹介します。長期計画を作成することで、今までなんとなくやっていた勉強が意味のあるものに変わります。意味のある勉強を続けることが、成績UPの鍵になるので、長期計画は必ず作成してくださいね。
やるべきことがわかれば、勉強に対するやる気も出てきます。計画を立てることで多くのメリットを得ることができるので、早速立て方を知って計画作成に取り掛かりましょう。
目標を達成するまでに必要なこと



でも、それ以外でも重要なこともあるんだよ!
目標を達成するために必要なことは、
つまり、何をすれば目標を達成できるのかを知る・気付くことが必要です。


目標に必要なことを知るための方法
目標を達成するためには、目標を達成するまでに何が必要なのかを知る必要があることは分かってもらえたと思います。では、どうやって目標を達成するために必要なことを知れるのでしょうか?
方法はいくつかあるので、参考にして見てください!
目標達成に必要な事を知るためには
②受験合格に必要な点数・受験科目・範囲を調べる
③自分の現在の立ち位置を知り、目標までどれぐらい離れているのかを自覚する


でも、話を聞くだけでは合格できないから、目標達成に必要なことを知ってからどうするかがとても大事だよ!
まず、受験対策の最もの近道は、その道を通ってきた人。つまり、志望校に通っている人に話を聞くことです。「どんなふうに勉強したのか」「どれぐらい勉強したのか」とか気になるよね?気になることを実際合格している人から聞くことができれば、説得力もあって納得出来るはずです。
でも、志望校に合格している人がいない。という人や、遠くて会えないという人もいるでしょう。でも、安心して下さい。会って話をするだけが全てではありませんし、あっている人の方がすくないです。また、合格体験記を読むことはあまり意味がないとも言われているので、仮に聞いたとしても、その上でどう行動するのかが大切ということです。
勉強方法や、目標点数、平均点は赤本や参考書をみれば十分ですし、学校の先生に聞くだけでも全然違います。ですので、重要なのは、②③の方です。
合格に必要な点数を調べて、いまの自分ではどれだけ足りないのかを理解し、その差を埋めるために何をすべきなのかを考えることが超重要です。ただし、そこを考えることが難しいので簡単な考え方をお伝えしますね!
まずは、これをして下さい。これをすることで、入試でどれだけとればいいのかがわかり、その問題を正解するためにはどれぐらいの勉強をしなければならないのかがはっきりします。
計画を立てる前に、ここまでは自分で理解しておきましょう。
目標達成のための長期計画の立て方
自分が目標とどれだけの差があるのかに気づくことができたら次は、いよいよ計画を立てていきます。

どうやって計画を立てればいいんだろう??

気になるよね!今から手順を説明するね!
ここでは、目標までという長期の計画をたてていくので、一日ごとに何をするのかを決めていく必要はありません。ですので、今から紹介する手順に従って、大まかに計画を立ててみましょう。
手順
- 目標を達成するまでの期間を4分割する(2020年4月から2021年3月までの計画を立てる場合は、3ヶ月毎に分割する)
- 目標を達成するために必要なことを書き出す
- 書き出したものを3つの段階に分ける
- ①で分けた4つの中の最初の3つに、③で分けたものを当てはめる
- 4つ目の枠は復習・まとめ・受験対策にあてるためそれまでに目標までのレベルに上がるよう計画を立てておく
簡単な手順は上の通りです。一つずつ詳しく解説していきます!
1.目標を達成するまでの期間を4分割する
まずは、目標までの期間を4分割してください。
これをすることで、目標達成までの段階をわかりやすくすることができます。
より細かく設定すること(1ヶ月ごとに区切る等)も可能ですが、成長を実感するためには目標までを4分割するのがちょうどいいと考えています。
細かく設定しても良いので、あなたが成長を感じるタイミングが4分割の時期よりも早ければ、短めに設定して計画し直すことも可能です!
2.目標を達成するために必要なことを書き出す
目標までの期間を4分割できたら、次に目標を達成するためにやらなければならないことを書き出していきます。ここでは、できるだけ具体的に書き出すようにしてください。
・センター試験の合計点を100点あげる(英語20、数学20点ずつ、、、)
・毎日3時間勉強する
良い例と悪い例の違いはわかりますか?
良い例では、何をするのかを具体的に決めていくことができるのに対して、悪い例では、なんとなくな計画しか立てることができません。ですので、まずは、具体的にイメージできるように
【どの教科を・どの単元、分野で・何点アップしたいか】
を中心に考えていけば、目標との差を見つけるだけなので、取り組みやすいと思います。
3.書き出したものを3つの段階に分ける
次に、②で書き出したものを3つの段階に分けていきます。
ですが、「英語を20点あげる」を3つの段階には分けれないですよね?
ですので、単元や分野の部分を深く考えて分けていきます。
例えば、「英語を20点あげる」ことが目標達成に必要であれば、どの分野で20点あげるのかを考えます。英単語、文法、長文、リスニングなど色々ありますが、この中のどの分野を中心にしていくのか決めるわけです。
文法が弱く、ここを勉強すれば20点上がるのであれば文法を中心に、
長文が解けるようになれば20点上がるのであれば長文を中心に、
複数組み合わせる必要があれば、それぞれで何点あげたいのかを考えていきます。
ここでは、長文を中心に勉強していくことを想定して考えます。
最終目標は長文で20点分点数を上げることです。そのためには、いろいろな勉強が必要です。
まずは、英単語。単語がわからなければ長文を読むことは不可能なので、これは必須で超重要ですね。次に、文法。これも和訳する際やライティングをする際には必須のものです。ですので、文法の勉強も必要です。そして、長文読解。長文を何度も読み慣れていくことが重要です。
これ以外にも、やるべきことはありますが、基本的にはこの3つをすることで長文の点数UPを可能にします。では、これを3つの段階に分けていきます。
この段階では、3日に1つを解ききるペースで長文を読んでいく。
②理解できていない文法をやりつつ、①の苦手な問題を中心に繰り返す(効率化)
長文の和訳、文法、英訳、穴埋め等の問題の中で苦手なもの、点を取りにくいもの
③ひたすら長文を解き、問題に慣れる(1日1題)(得点化)
これは、一つの例ですが、学習内容を3つに段階的に分けました。
英単語は基礎になるので、もちろん②、③でも繰り返し学習する必要はありますが、中心となる学習として何をすべきなのかをはっきりとさせることがここの目標です。
4.段階ごとに取り組む期間を当てはめる
段階に分けることができれば、最初に4分割した期間の最初の3つにそれぞれを当てはめます。つまり、4分割の1つ目の期間は準備期間、2つ目は効率化する期間、3つ目は得点化をする期間として当てはめます。
当てはめるだけなので、簡単ですね!
5.4つ目の期間は調整期間
4つに分割した最後の期間がまだ空いているはずです。ここでは、受験直前の調整期間として、③を継続しつつ、苦手な部分を中心に復習、まとめ、受験対策をしていく期間になります。
そのため、3段階で目標に大きく近づく計画にしています。つまり、4つ目の期間は余裕を持つための期間ですので、仮に、3つの段階で目標に届いていなかったとしても焦る必要はありません。
3つの段階ですでに基礎は身につくはずですので、最後の調整期間でじっくり取り組めば、結果はついてきます。
あなたにあった計画を立てることが最重要
ここまで例を出して説明してきましたが、この例をそのまま使うことはナンセンスです。
計画はあなたにあったものを作ることが最重要であるので、いまの状況、目標までの距離をしっかりと見つめて、計画を立てていく必要があります。
英語の例でいうと、英単語はすでにできているのであれば、最初にすべきことが文法なのか、長文を早速読んでいくことなのかはあなたのレベルに左右されます。
ここを、あなた自身で考えることが、この先にも繋がっていくので、計画は少し時間をとって考えて欲しいなと思います。